無名28歳→日本代表も…「全然結果に満足してない」 欧州2か月で5ゴールも語った本音

日本代表・大橋祐紀【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
日本代表・大橋祐紀【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

大橋祐紀は28歳で異例の初招集「何歳になっても関係ないと思っている」

 森保一監督が率いる日本代表は10月7日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)最終予選、敵地でのサウジアラビア戦(10日)に向け、ジッダでトレーニングを開始した。28歳で初招集のFW大橋祐紀(ブラックバーン)は「自分の中ではまだイングランド2部で全然結果に満足はしていない」と本音を明かした。

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 今年7月31日にJ1サンフレッチェ広島から英2部のブラックバーンに移籍。世代別代表の経験もなく現地では無名の日本人と見られたが、公式戦10戦5発の大活躍で代表から声がかかった。「呼んでいただいたからには自分の持てるものを出して、結果を残せるようにしっかり準備したいです」と練習後に語った。

「本当に嬉しかったですし、ずっとプレーしたいと、どんな選手も海外でやっている選手もこの日の丸を背負って戦うというのはすごい、なんて言うんですかね、目指すべき舞台ですし、はい。率直に嬉しかったです。もちろん結果も求められますし、責任ももちろん感じます」

 八千代高、中大を経て2019年に湘南ベルマーレ入り。4年間で7ゴールから昨季13ゴール、広島に移籍した今季は前半戦だけで11ゴールを奪った。「まだまだ始まったばかりですし、何歳になっても関係ないと思っている。いつかチャンスはあるかなと信じてサッカーしていた」。異例とも言える28歳での初招集を掴んだ。

 目覚ましい活躍の一方で、「自分はまだ課題だらけの人間」と評する。「自分の中ではまだイングランド2部で全然結果に満足はしていないですし、毎試合得点を取って勝ちたいと思っているので全然満足しているわけではないです」。遅咲きのストライカーは今後、どのようなストーリーを描くのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部・工藤慶大 / Keita Kudo)



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