三笘薫の活躍は「時間の問題だった」 元監督が加入当初を回顧「彼の能力に疑いの余地はない」

ブライトンの三笘薫【写真:ロイター】
ブライトンの三笘薫【写真:ロイター】

グレアム・ポッター氏が三笘薫について言及

 イングランド1部ブライトンの元監督であるグレアム・ポッター氏が同クラブ所属の日本代表MF三笘薫について言及した。

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 ポッター氏は2019年にブライトンの監督に就任。2022-23シーズンにベルギー1部ユニオン・サン=ジロワーズへの期限付き移籍を終えて三笘がブライトンに復帰した際にもチームを率いていたが、シーズン開幕後に同じチェルシーに引き抜かれため、三笘がこのイングランド人指揮官の下でプレーしたのはカップ戦も含めた7試合のみ。リーグ戦での出場は全てベンチスタートで、三笘がレギュラーに定着したのは後任のロベルト・デ・ゼルビ前監督(現マルセイユ)が就任した後だった。

 そんなポッター氏だが、英国のサッカー番組「マッチ・オブ・ザ・デイ」のインタビューで加入当初の三笘の印象について語っている。

「三笘について最初に聞いたのはトニー・ブルーム会長からで、非常にポジティブな話だった。彼の能力に疑いの余地がないことはデータが示していた。移籍金や彼が持つポテンシャルという観点からも確かな自信を持っていた。最初から本当に、本当にポジティブな兆しがあった。彼はちょうど英国に来たばかりだった。初めはサブとしてインパクトを与えていたが、あとは時間の問題だった。トレーニングでそのクオリティーを示していた」

 ポッター氏は当時イングランド1年目だった三笘をスタメンでは起用していなかったものの、それは新たな環境への適応の段階だったと、ブレイクするのは時間の問題だとすでに感じていたという。今ではプレミアリーグ屈指のウインガーとして知られるようになったその実力に改めて惜しみない賛辞を送っていた。

「彼の1対1ではセンセーショナルだ。重要なキーパスやファイナルサードでの働きだけでなく、ハードワークやチームのためにプレーすることも厭わない。彼は真のチームプレーヤーでもある。それらの資質がうまく組み合わさっている」

 昨季は腰の負傷でシーズン後半戦を棒に振ったが、今季から就任したファビアン・ヒュルツェラー監督の下で復活を印象付けている三笘。個の力だけでなく、チームプレーヤーとしての資質も高く評価されていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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