日本代表MFが“状況を一変” プレミアで相手を疲弊させ…逆転劇の立役者に「創造性の源」

トッテナム戦に出場した三笘薫【写真:ロイター】
トッテナム戦に出場した三笘薫【写真:ロイター】

ブライトン三笘が2つのパスで得点を演出

 イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、現地時間10月6日のプレミアリーグ第7節トッテナム戦(3-2)に先発フル出場。2得点に絡む活躍を見せ、逆転勝利の立役者となった。現地メディアの採点ではFWジョルジニオ・リューテルと並ぶチームトップタイの最高評価がつけられ、「ブライトンの創造性の源」と絶賛されていた。

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 ブライトンはアウェーに乗り込んだトッテナムに2点を先行される苦しい展開となったが、後半3分に三笘のクロスのこぼれ球をMFヤンクバ・ミンテが左足で蹴り込んで1点差に迫ると、同13分には三笘のアシストを受けたリューテルがネットを揺らした。三笘が絡んだチャンスから2点差を巻き返すと、同21分にはリューテルの折り返しからFWダニー・ウェルベックがヘディングで決勝点をマーク。逆転で勝利をもぎ取った。

 英メディア「GIVE ME SPORT」の選手採点で三笘は10点満点中の8.5点。同点弾と決勝点アシストのリューテルと並ぶチームトップタイ評価がつけられた。リードを許した前半こそ「チームメートと波長が合わなかった」ものの、ハーフタイムを挟んで状況は一変。「ブレークの後、ミンテの1点目をアシストし、ブライトンの創造性の源であることを証明。(トッテナムの右サイドバック、ペドロ・)ポロを疲弊させた」と後半のパフォーマンスが絶賛されていた。

 リーグ戦では第2節マンチェスター・ユナイテッド戦(2-1)以来5試合ぶりの白星となり、今季3勝目(3分1敗)。三笘個人としてもユナイテッド戦以来となるアシストを記録した。勝ち切れない試合が続いていたなかで、この逆転勝利はチームに勢いを与えることになるだろうか。

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