ハリル監督は審判団にクレームも… 選手は恨み節封印「いちいちカッカしてもしょうがない」

酒井は誤審の恨み言に利なしと主張

「正確な笛を吹いてほしい。ワールドカップに行くかの決定的な試合になるかもしれない」と語り、最終予選中にこの判定への恨み言を続けているハリル監督とは対照的に、選手は試合に集中している。 ハンブルガーのDF酒井高徳はレフェリングについてこう語る。

「それで話さなければいけないのはもちろんあるけど、それで痛い目にあったりするのもあるし、長く戦っているわけだから、それにいちいちカッカしていてもしょうがないと思う。じゃあ終わった後に、そのレフェリングがってオレらはそれをいつまで言い続けるんだという話になってしまう。そういうのも含めた戦いっていうのを頭に入れてやるのが一番大事かなと思います」

 ブンデスリーガの名門でキャプテンも務めるサイドバックは、試合中の局面に応じて主審とのコミュニケーションも迫られている。一つのジャッジの正否に激怒し、集中を失う愚を痛感しているようだ。そして、誤審の恨み言を続けることにも大きな利はないと主張している。

「しばらく代表から離れていたので、そのへんの意思統一をするのはこの合宿で大事になってくると思う。周りを見ていても色んな人が選手同士で話し合っていると思うので、そういった形で試合当日もピッチ内で話していければ、そのへんはしっかり改善できるところがいっぱいあると思います」

 

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