三笘薫は「最高のウインガーに戻りつつある」 2G関与の活躍…強豪撃破に貢献で現地絶賛
三笘はトッテナム戦逆転勝利に貢献
イングランド1部ブライトンは現地時間10月6日にプレミアリーグ第7節でトッテナムと対戦し、3-2で逆転勝利を収めた。左サイドで先発フル出場した日本代表MF三笘薫は同点ゴールのアシストを含む2得点に絡む活躍で勝利に貢献。海外メディアではプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出され、「勝利と敗北の違いを分けた存在だった」と称賛を浴びている。
本拠地アメックス・スタジアムにトッテナムを迎えたブライトンは、前半23分にMFブレナン・ジョンソン、同37分にMFジェームズ・マディソンに得点を決められ2点のビハインドを背負う苦しい展開となった。
しかし、後半3分に三笘の左足クロスから相手DFがクリアしきれなかったこぼれ球をMFヤンクバ・ミンテが蹴り込んでその差を縮めると、その10分後には三笘のラストパスを受けたFWジョルジニオ・リューテルがネットを揺らして試合を振り出しに戻した。そして同21分、同点弾のリューテルの折り返しからFWダニー・ウェルベックがヘディングで逆転ゴールを奪い、ブライトンは2点差をひっくり返して勝ち点3を手にした。
スポーツメディア「VAVEL」はチャンスメイクとアシストでトッテナム撃破に貢献した三笘をプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出した。
この27歳の日本代表は昨季後半戦、腰の負傷離脱でチームに貢献することができずに苦しんだが、今季はファビアン・ヒュルツェラー監督体制で開幕から不動のレギュラーとして活躍。記事では「ロベルト・デ・ゼルビ(前監督)の下で、ピーク時の三笘はプレミアリーグ最高のウインガーの一人だったが、新監督の指導によって少しずつそのレベルに戻りつつある。ブライトンはチームにリーグ最高のウインガーがいると自信を持てるだろう。この試合で彼は勝利と敗北の違いを分けた存在だった」と復活を印象付けるパフォーマンスが称賛されていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)