日本代表25歳が欧州名門で「待望の復帰」 海外注目…プレミアでの“今季初”に期待感
アーセナル冨安健洋、10月5日のサウサンプトン戦で今季初出場
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は10月5日のプレミアリーグ第7節サウサンプトン戦(3-1)で後半39分からピッチに立ち、今季初出場を果たした。海外メディアは「待望の復帰」「幸運をもたらしたように見えた」と背番号18の久々の登場を伝えていた。
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ここまで4勝2分と無敗を維持するアーセナルは本拠地エミレーツ・スタジアムで日本代表DF菅原由勢が所属するサウサンプトンと激突した。後半10分に先制を許す展開となったが、失点から3分後にFWブカヨ・サカのパスを受けたFWカイ・ハフェルツが左足で同点弾を叩き込むと、同23分にはサカのクロスを途中出場のFWガブリエウ・マルティネッリが押し込んで逆転に成功した。
すると、2-1で迎えた同39分にMFトーマス・パーティに代わって冨安が途中出場。膝の負傷でプレシーズンから離脱していた日本代表DFはこれが今季初出場で、右サイドバックとしてプレーした。その4分後には冨安のロングボールを競り合ったハフェルツがボールをつないでカウンターが発動。FWレアンドロ・トロサールが持ち運び、最後はこぼれ球をサカが押し込んで、トドメの3点目が決まった。サカはこの日1得点2アシストを全得点に絡む大車輪の活躍だった。
スポーツメディア「VAVEL」英語版サイトは冨安の復帰について「85分(公式記録は84分)にエミレーツのピッチで、待望の冨安復帰の瞬間が訪れた。この日本人DFはプレシーズンに負傷し、7月から欠場が続いていた」とレポートした。冨安のアクションが起点となって3点目のゴールが生まれたこともあり「冨安は幸運をもたらしたように見えた」とも伝えられていた。
3-1で勝利したアーセナルは勝点を17に伸ばし、リバプール、マンチェスター・シティに次ぐ3位につけている。最終ラインに怪我人が多く出ている状況だっただけに、25歳の万能戦士冨安の復活はアーセナルにとって大きな追い風となるはずだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)