大橋はブラックバーンで10戦5発、代表初選出にユースタス監督も喜び

　イングランド2部ブラックバーンに所属するFW大橋祐紀は、今シーズンの活躍が認められて、森保一監督率いる日本代表に初招集された。ブラックバーンのジョン・ユースタス監督は大橋の招集を喜び、いかに優れたストライカーであるかを語った。クラブの公式サイトが報じている。

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　大橋は2026年北中米ワールドカップ（W杯）アジア最終予選で戦う10月のサウジアラビア戦（11日＝ジッダ）、オーストラリア戦（15日＝埼玉）に向けたメンバー27人の一人に選出。28歳の大橋にとって、今回が嬉しい日本代表初招集だ。

　大橋は今夏の移籍市場でサンフレッチェ広島からブラックバーンへ移籍すると、イングランド2部リーグのクラブで公式戦10戦5発と大活躍。欧州でも戦えることを示し、今回の日本代表初招集のチャンスを掴んだ。

　ユースタス監督は「ユウキについて、全員がとても嬉しく、誇りに思っている。加入して以来、彼の努力は素晴らしいものがある。Jリーグからチャンピオンシップに来た時、どれだけできるかは心配だった。適応する必要があるからね。しかし彼は即座に適応した。同様の称賛はチームメイトたちも受けるべきだ。彼を我が家のように受け入れたからね」と絶賛する。

　さらに「彼の態度、そして彼の行いはファンタスティックだ。紳士であり、ともに働くことに喜びを感じる存在だ。彼はほかのアイディアを受け入れて、指導を受け入れてくれる。チームにもコーチにも、敬意を持って接してくれる。そのような人と仕事ができるのは素晴らしいことであり、同時に彼は学び、向上したいと考えている」と大橋の人柄や姿勢についての評価も語った。

　指揮官の賛辞は止まらない。「彼の態度は別格だ。とても勤勉であり、謙虚であり、チームメイトたちも彼を愛している。私たちは彼が日本代表に招集されたことを、とても誇りに思っているし、同時にそれにふさわしいと思っている。ピッチ上で、彼がいかに決定的なストライカーが分かる。それでも、さらに改善したいと考えているし、この先の数週間、数か月も彼は続けていくだろう。私たちはここブラックバーンにユウキというトップの選手を抱えているんだ」と、大橋の代表初選出に最大級の祝福の言葉を贈った。