クラブOBも思わず「声が出た」 鹿島が2か月以上未勝利…逆転負け目撃で「えっ!」

湘南戦で2点差から逆転負けを喫した鹿島【写真:徳原隆元】
湘南戦で2点差から逆転負けを喫した鹿島【写真:徳原隆元】

内田氏がDAZNの番組内で古巣鹿島の湘南戦について振り返る

 J1リーグで4位につける鹿島アントラーズだが、リーグ戦は8月7日の第25節サガン鳥栖戦(3-0)を最後に勝利がない。9月28日に行われたアウェーでの第32節湘南ベルマーレ戦は、前半に2点をリードする展開になりながらも逆転を許して2-3で敗れ、6試合未勝利(3分3敗)となった。クラブOBの元日本代表DF内田篤人氏は自身がホストも務めるスポーツチャンネル「DAZN」の「内田篤人のFootball Time」内で、この時の衝撃を語っている。

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 内田氏は自身の古巣でもある鹿島が敵地で湘南と対戦した試合を、キックオフの瞬間から見ていたという。しかし、前半27分までに鹿島がDF濃野公人の2ゴールで2-0とリードする展開になったことから、別の試合が気になったようだ。

「最初、僕は鹿島と湘南の試合を前半30分くらいまで、子供をあやしながら見ていたんです。そうしたら2-0になったので、広島対(FC)町田を見るかと思って見ていたんです。最後の10分くらいまで(広島が)2-0とリードしていたので、最後はもう一回、鹿島を見に戻ろうかと思ったんです」と、同時刻にキックオフされていたサンフレッチェ広島とFC町田ゼルビアの首位攻防戦を試合終盤まで見ていたことを明かした。

 ところが、内田氏が目を離していた間に湘南は3点を奪って逆転していた。チャンネルを戻した内田氏は、2-3というスコアが目に入った瞬間について「そうしたら2-3と逆転されていて、声が出たもん。『えっ!』って」と、古巣の逆転劇に驚いたことを告白した。

 内田氏が現役時代だった頃を含め、これまでJクラブ最多となる20のタイトルを獲得してきた鹿島。しかし、近年はタイトルから遠ざかっており、最後のタイトル獲得は2017年元日の天皇杯優勝となっている。今シーズンもすでにカップ戦は敗退となり、タイトル獲得の可能性が残っているのはリーグ戦だけ。そのなかで喫したJ1残留争いの相手に対する逆転負けだっただけに、OBの内田氏にはなおさらショックだったのかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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