長谷部不在を嘆くハリル、敵地UAE戦で「少し不利に働く」 ボランチ代役は明言せず
キャプテン候補には吉田、森重、長友の名前を挙げる
日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は22日、翌日に控えたロシア・ワールドカップアジア最終予選の敵地UAE戦に向けた前日記者会見に臨んだ。そして主将のMF長谷部誠(フランクフルト)の欠場を受け代役を問われると、指揮官は選手起用について明言を避けた。
ハリル監督は「長谷部の欠場は我々にとって少し不利に働くと思う」として、膝の負傷により手術を受けるという結論が下され、チームから離脱したキャプテンの不在を嘆いた。そして、キャプテンとしての長谷部については代役候補を挙げたものの、“ボランチ長谷部”の代役に関する質問には論点を変えて明言しなかった。
「(キャプテンは)何人か候補がいる。(吉田)麻也、森重(真人)、(長友)佑都、何人かに可能性があるので、今夜決める。明日の試合に対して重要なことだ。選手とディスカッションをして決めたいと思うが、一人だけではない。経験が必要なゲームだから、何人かのキャプテンが必要だ。今夜、何人かの選手と話をする。いろいろなゾーンの選手がいるので、それについて話す。一人がキャプテンマークを巻くとしても、チームには2、3人のキャプテンがいると思ってください。前と真ん中の後ろのキャプテンがいるということです」
ハリル監督の口からは最終ラインの選手を中心にキャプテンマークを巻く選手の候補者が挙がったが、最終決定は持ち越しているという。しかし「長谷部のポジションに入るのは誰か」「どのような資質を重視するのか」という質問には、論点をすり替えて答えた。
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