独代表監督が長年共闘のポドルスキに賛辞 「ドイツから生まれた最も偉大なプレーヤーの一人」

22日の国際親善試合イングランド戦でポドルスキは代表から引退

 欧州のシーズン終了後にJ1ヴィッセル神戸に加入することが決定しているドイツ代表FWルーカス・ポドルスキは、22日の国際親善試合イングランド戦がドイツ代表の引退試合となるが、ヨアキム・レーブ監督は改めてポドルスキを絶賛している。英紙「テレグラフ」やドイツTV局「ドイチェ・ヴィレ」が報じた。

 ポドルスキは2004年に代表デビューして以来、このイングランド戦がドイツ代表史上3位の130キャップ目となる最終戦になる。これまで記録してきた48ゴールは同史上4位の記録になっている。

 レーブ監督は、06年のドイツ大会から14年の優勝まで3大会に渡ってワールドカップでも共闘したストライカーに対しての賛辞を惜しまなかった。

「彼はドイツから生まれた最も偉大なプレーヤーの一人だ。ルーカスの代わりはどこにもいない。多くのトーナメントでともに戦っただけでなく、常に素晴らしかった。我々はプレーヤーとしての彼も、人間としての彼についても、いなくなることを寂しく思うよ」

 イングランド代表との親善試合はホームのドルトムントで行われる。ポドルスキはこのゲームを最後に代表のユニフォームに別れを告げ、シーズン終了後には神戸でプレーすることが決まっている。

 レーブ監督が「ドイツから生まれた最も偉大なプレーヤーの一人」と称する31歳のストライカーは、日本のサッカーファンも到着を待ち望んでいる。だがその前に、ドイツのサッカーファンにとっても代表ユニフォームを着るポドルスキのラストゲームは感慨深いものになるはずだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング