日本代表が「クルトワのようだった」 至近距離セーブを伊高評価…敗戦も「2失点に責任はない」
パルマの鈴木彩艶がフル出場
イタリア・セリエAのパルマに所属する日本代表GK鈴木彩艶は、現地時間9月30日のカリアリ戦にフル出場。チームが2-3で敗れたものの、イタリアメディアからは試合開始直後の至近距離セーブが「クルトワのようだった」と称賛された。
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パルマは昇格組ながら第2節で名門ACミランに勝利するなど奮闘しているが、ここ3試合は勝利がない中で迎えた一戦になった。前半の内に先制を許すと、後半は点の奪い合いになるゲーム展開となったが最後は2-3で競り負けた。鈴木はフル出場したが、3失点の悔しいゲームになった。
それでも、試合開始直後に相手FWロベルト・ピコリのシュートを右足で弾き出すなど奮闘。イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は鈴木を「6点」と採点し、「至近距離からピコリのヘディングを右足で止めた場面はクルトワのようだった。その後はチームからの助けなくゴール正面から決められ先制を許した。ヴィオラのクロスをキャッチミスして相手のシュートがゴールポストに当たり救われた。ほかの2失点に責任はない」と、危ういミスが1回あったことは指摘されたものの失点はGKにとって難しいものと評価された。
また、サッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は「5.5点」と採点し、「試合の最初にピコリのヘディングをセーブした。その後、3失点した」とされた。
これでパルマは直近4試合で1分3敗と勝利なく苦戦。1勝2分3敗の勝ち点5で15位まで順位を下げた。ゴール前での奮闘ぶりでイタリアメディアの評価は決して低くない鈴木だが、チームが勝利から離れる苦しい時期が続いている。