最終予選4戦連続ゴール中の新エース原口 UAEとの敵地決戦に「勝てれば何でもいい」
正念場の一戦に「自分の仕事に集中すること」と意気込む
日本代表の新エースストライカーとして期待の懸かる男は「勝てれば何でもいい」と、勝利のみに目を向けた。ワールドカップアジア最終予選の敵地UAE戦を控える日本代表は、現地時間21日にトレーニングを行い、FW原口元気(ヘルタ)は正念場の一戦に決意を込めた。
ドイツから合流した原口は「気候は全然大丈夫です。特に問題はないです」と、中東の気候への順応に自信を見せた。そのうえで、「もちろん難しいゲームだし簡単には勝てないと思いますけど、一番大事なのは細かな部分を詰めていくこと。準備という部分を徹底してやっていくことによって差を出せる」と、試合までの期間の過ごし方がゲームの結果に直結するという姿勢を見せている。
原口はこの最終予選5試合のうち、第2戦のタイ戦(昨年9月6日)から4試合連続ゴールを決めている。今や、日本の新エースとも言えるだけの活躍を見せているが「その意識は全然ないし、連続で取ってるからなんだという感じで」と、浮かれる様子は全くない。そして、主将のMF長谷部誠(フランクフルト)が負傷離脱という非常事態に襲われるなかで、それぞれの選手が浮足立つことなく集中することの重要性を語った。
「自分の仕事に集中することが一番大事だと思う。チームのことを、もちろん戦術的なことを考えて話し合うけど、なるべく自分の仕事に集中し、一人一人が全うできれば勝てると思う。僕は自分自身のやるべきことを整理して、いつも通り自分の良さを出せれば勝てるんじゃないかと思っている」
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