元ポルトガル代表のJリーグ「環境破壊」止まらず 華麗ボレー弾に脱帽「バケモノ」
広島パシエンシアが町田戦で先制ゴール
サンフレッチェ広島の元ポルトガル代表FWゴンサロ・パシエンシアは、9月28日に行われたJ1リーグ第32節FC町田ゼルビア戦で先制点を決めて2-0の勝利に貢献した。加入後3試合で2ゴールを挙げている新助っ人に対して、称賛の声が相次いでいる。
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現在30歳のパシエンシアは、母国ポルトガルのほか、ギリシャ、ドイツ、スペインでプレー経験を持つ。2018年から2シーズン在籍したドイツ1部フランクフルトでは日本代表MF鎌田大地(クリスタル・パレス)や元日本代表MF長谷部誠氏、ボーフムで日本代表FW浅野拓磨(マジョルカ)と共闘した。ポルトガル代表ではゴールも記録し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の舞台にも立っている。
そんな世界を知るストライカーは、9月2日に広島への完全移籍が決定。9月8日にルヴァンカップの名古屋グランパス戦でデビューし、14日には第30節鹿島アントラーズ戦でリーグ戦にも出場して初ゴールを奪ったなか、19日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2初戦のカヤFC(フィリピン)で中央を突破したMF満田誠のパスをボックス左で受けると、右足で無回転のような強烈な一撃をゴール右隅に突き刺した。
さらに、リーグ戦3試合目の出場となった9月28日の町田戦では、前半3分にMF中野就斗のクロスに対して、町田DFドレシェヴィッチを背負いながら右足で合わせると、ボールは相手に当たってコースが変わり、先制のゴールネットを揺らした。
広島には、今夏に加入後、リーグ戦8試合で7ゴールを決めているドイツ人MFトルガイ・アルスランが大きな注目を集めているが、パシエンシアも負けてはいない。ファンからも、「レベルが違う」「うますぎる」「大当たりやな」「ただの環境破壊」「バケモノ」「これが助っ人ストライカー」といった驚嘆の言葉が相次いでいた。