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日本人MFが「中国のデ・ブライネ」 異国でアシストランク4位に称賛「高級品だ」
日本人MF邦本宜裕が黒竜江冰城戦で2アシストをマーク
中国甲級リーグ(2部リーグ相当)の第25節が9月28日に行われた。MF邦本宜裕が所属する遼寧鉄人はホームで、黒竜江冰城に3-0で快勝。この試合で先発した邦本は後半37分まで出場すると、コーナーキック(CK)とスルーパスで2アシストを記録し、チームの勝利に大きく貢献した。
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邦本は浦和レッズの下部組織出身。アビスパ福岡、全北現代(韓国)、カーザ・ピア(ポルトガル)、ジョホール・ダルル・タジム(マレーシア)を経て、今年遼寧に加入した。
遼寧はもちろん、中国甲級リーグ史上初の日本人選手であり、中国リーグ全体でも久々の日本人選手加入ということもあり、注目された。当初はなかなかチームにフィットできなかったが、今はすっかり攻撃の核として、不動の地位を確保している。今季はリーグ戦21試合出場(うち19試合で先発出場)で3得点7アシスト、リーグ全体のアシストランク4位タイの数字を記録している。チームも最近10試合無敗と調子を上げている。
黒竜江戦後、中国サッカーメディア「懂球帝」の採点では、10点満点中「9.1」の高得点。ファンのコメントには「遼寧鉄人の(ケビン・)デ・ブライネだ」「高級品だ」「彼がいると強豪チームだが、いないと攻撃にならない」「ぜひチームに残ってくれ」「中超(1部リーグ相当)でプレーすべきだ、2部はもったいない」などと絶賛の嵐だ。
遼寧は現在リーグ7位、残り5試合で昇格圏の2位とは勝ち点10差。前半戦の不振が響き、昇格は厳しい状況だ。しかし、邦本の評価は後半戦に入ってどんどん上がっている。来季も残留するのか、またはステップアップするのか、今後が注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)