「札幌の試合は観てた」「もうやばい」…古巣からの刺激 湘南主将が戦う“残留争い”
キム・ミンテ「正直、札幌からしたら勝ち点3差だったら行けるって思う」
湘南ベルマーレは9月28日、J1リーグ第32節で鹿島アントラーズとホームで対戦し、3-2での逆転勝利を飾った。試合前には19位の北海道コンサドーレ札幌が一足先に勝利し勝ち点3差まで迫ってきたが、0-2からの逆転で6差をキープした。主将を務めるDFキム・ミンテは、古巣の浮上に刺激を受けたという。
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2017年から21年途中まで過ごした古巣には、並々ならぬ思いを持っているキム・ミンテ。「正直、札幌からしたら勝ち点3差だったらもう直接あるし、行けると思っていると思うので。僕も試合前に札幌の試合は観てた」と、強く意識する。11月9日の第36節には直接対決も控えており、最大限の警戒を払う。
札幌は一時最下位まで沈んでいたものの、ここ6試合で4勝1分1敗と怒涛の快進撃を見せている。「もうやばいなっていう感じはあったんですけど、湘南って良くも悪くもやばいってなった時は強いので、しっかり今日勝てたんじゃないかなと思います」。追い上げられる危機感がチームを良い方向へ導いている。
次節はアウェーでの東京ヴェルディ戦と強敵との対戦が続く。「ここで勝ったら本当にもうグッと1桁順位が見えると思う。僕はもう1桁順位に本当に行きたいと思っているので、声かけて1週間しっかり準備していきたいなと思います」。試合後に熱い雄叫びを上げたキャプテンは残留よりも上を見据えていた。
(FOOTBALL ZONE編集部・工藤慶大 / Keita Kudo)
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