ハリルJに追い風? UAEの“日本キラー”が大一番で欠場か 現地紙はコンディションを不安視

昨年9月の最終予選日本戦で2得点を決めて勝利の立役者となったUAEのFWハリル

 日本代表は23日(日本時間24日0時半キックオフ)、ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でUAEと敵地で対戦する。この大一番を前に日本は不動のキャプテンMF長谷部誠(フランクフルト)が負傷離脱するなど痛手を負ったが、UAEもハリルジャパンが最も警戒しなければならないストライカーがコンディションに不安を抱えているという。UAE紙「ザ・ナショナル」が報じた。

 UAEといえば日本のサッカー界に苦い記憶を植え付けた因縁の相手だ。昨年9月に行われた最終予選の初戦で、日本はUAEに1-2で敗北を喫した

 この試合ではFW浅野拓磨(シュツットガルト)のシュートがゴールラインを越えながら認められないという誤審騒動もあったが、日本をどん底に叩き落としたのはUAEのFWアーメド・ハリルだ。強豪アル・アハリで10番を背負うストライカーは直接FKとPKで日本のゴールネットを揺らして勝利の立役者となった。しかし、その最重要人物の日本戦出場に黄色信号が灯っているという。

 現地の記事では、日本戦に向けた注目ポイントの一つとして「アーメド・ハリルはフィットしているのか?」と特集。「このワールドカップ予選で15得点を決めている実績あるフォワード」とハリルが重要な存在であることを強調しているが、日本戦に向けては不安があるという。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング