9ゴールJ逸材ルーキー「いずれ代表に入る」 サイドバックが“二桁目前”「最早FW」

鹿島で活躍する濃野公人【写真:徳原隆元】
鹿島で活躍する濃野公人【写真:徳原隆元】

濃野が2ゴールを決めてリードも、湘南の反撃に苦しみ鹿島は勝利を逃す

 鹿島アントラーズは9月28日、J1リーグ第32節で湘南ベルマーレと対戦し2-3の敗戦を喫した。鹿島の2ゴールを挙げたのは大卒ルーキーのサイドバック(SB)濃野公人。敗戦のなかでも光る逸材は、プロ1年目のシーズンで二桁得点まで目前となっている。

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 8月7日のサガン鳥栖戦(第25節/3-0)以降、J1リーグで勝利から遠ざかっている鹿島。アウェーで行われた湘南戦では、濃野の躍動で2点のリードを得る好スタートを切った。

 まずは前半22分、右のコーナーキックを得た鹿島はニアでDF関川郁万が頭で逸らしてこぼれたボールを濃野が押し込んだ。さらに5分後には相手のクリアボールを拾ってペナルティーエリア内のFW鈴木優磨へ預けると一気に前線へ。折り返しを上手くトラップで収め狭いスペースで倒れ込みながら放った右足のシュートで再びネットを揺らしている。

 しかし鹿島は前半アディショナルタイムに1点を返されると、後半20分、22分に立て続けに失点。ホーム湘南の逆転を許し、2-3でまさかの敗戦となった。後半41分までプレーした濃野は今季自身9ゴールと好調を見せているが、チームは2か月以上リーグ戦で勝利を挙げられていない。

 鹿島ではFW鈴木がここまで12ゴール。2番目に9得点の濃野と続く。ほか前線の選手を凌ぐゴールへの嗅覚は、敗戦のなかでも一縷の希望でもある。SNS上では「いずれ代表に入る」「海外行け」「本当頼もしくなった」「点取りすぎ」「最早FW」「濃野はベイルか?」といった声がファンから届いている。

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