顔面キックに衝撃「無事を祈るしかない」 浦和助っ人包帯巻くアクシデントが「危険すぎる」

浦和のホイブラーテン【写真:徳原隆元】
浦和のホイブラーテン【写真:徳原隆元】

浦和のホイブラーテンが負傷交代、佐々木には警告

 浦和レッズは9月28日、J1リーグ第32節でヴィッセル神戸と対戦し0-1の敗戦となった。試合終盤にはノルウェー人DFマリウス・ホイブラーテンが顔面に蹴りを受け負傷するアクシデントが発生し、ファンからも心配の声が寄せられている。

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 前半16分、神戸は右コーナーキックからMF武藤嘉紀が高い打点のヘッドで合わせて先制。浦和は早速リードを許す展開となる。1点を追いかけるも刻一刻と時間は過ぎたなか、アクシデントが起こったのは後半30分の場面だった。

 神戸が攻め込んでロングスローを投げ入れたシーン。ペナルティーエリア内でルーズボールとなった浮き球をMF佐々木大樹が胸トラップから左足を高く上げシュートを試みる。ホイブラーテンはそれを防ぐべく頭でクリアしようとした際に佐々木の足が顔面に直撃。そのまま倒れ込んだ。

 佐々木はすぐにホイブラーテンへ駆け寄り謝る仕草を見せる。ホイブラーテンはしばらく立ち上がれず、飯田淳平主審はすかさず浦和のメディカルチームを呼んだ。このプレーで佐々木にはイエローカードが提示されている。

 出血もあったため担架も出動したが、ホイブラーテンはその場で頭に包帯を巻き、自力で立ち上がってピッチを歩く。プレーが再開されるかと思った次の瞬間、その場に座り込み、最終的にふらつくような様子を見せると、後半40分にDF佐藤瑶大と負傷交代となった。

 脳震とうも心配される怪我を負ったホイブラーテンに対しSNS上では「無事を祈るしかない」「故意じゃない」「偶発的な事故」「危険すぎる」「重傷でありませんように」「レッドカードが妥当」といったさまざまな声がファンから寄せられている。

 佐々木も最後まで謝罪の仕草をホイブラーテンだけでなく、浦和側にも何度も行っていた。浦和にとって守備陣の要の選手なだけに、ホイブラーテンの状態が心配される。

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