日本代表MFメンバー外に海外驚き「サプライズだ」 序列ダウン、現地で議論呼ぶ“20人枠への復帰”

出番減少が目立つ遠藤航【写真:ロイター】
出番減少が目立つ遠藤航【写真:ロイター】

リバプール新体制で出番減、MF遠藤航のメンバー入りの可能性に現地見解

 イングランド1部リバプールは現地時間9月28日にプレミアリーグ第6節でウォルバーハンプトンと敵地で対戦する。現地メディア「Liverpool World」は前節のボーンマス戦(3-0)ではベンチ外となった日本代表MF遠藤航のメンバー入りの可能性について伝えている。

 遠藤は昨季ユルゲン・クロップ前監督の下でレギュラーポジションを掴んだが、アルネ・スロット監督が就任した今季はここまでリーグ戦とUEFAチャンピオンズリーグでそれぞれ途中出場が1試合ずつ、リーグカップで先発が1試合と出番は限られたものとなっている。

「Liverpool World」は「アルネ・スロットはウルブス戦に向けて3人の選手を外すことになる」と試合のメンバーの選考について特集している。現在負傷中MFハービー・エリオットを除く23人の選手が起用可能な状況だが、試合の登録枠はスタメン11人とベンチ9人の計20人。3人がメンバー外となる。

 ここ3試合を欠場していたGKアリソンが復帰により、第3GKのヴィテツラフ・ヤロシュは外れる見込みに。また、21歳のMFタイラー・モートンもボーンマス戦に続いてメンバー外となる公算が高いと見られる。そして、記事では「もう1人、チェリーズ(ボーンマス)戦に参加しなかったのが遠藤航だ」と日本代表キャプテンの扱いについても言及されていた。

「このミッドフィールダーはユルゲン・クロップ前監督の下ではキープレーヤーだったが、今は6番のファーストチョイスではなく、スロットの到着後はライアン・フラーフェンベルフが好まれている。遠藤はウェストハム戦でプレーしたが、アレクシス・マック・アリスター、ドミニク・ソボスライ、カーティス・ジョーンズが選択肢となり、メンバーから再び外れるかもしれない。ボーンマス戦でのメンバー外はちょっとしたサプライズだったが、(ウルブス戦は)アウェーゲームであることを考えると争いに戻ってくる可能性はあるだろう」

 ここまで出場機会は限られているとはいえ、経験豊富な遠藤のメンバー外は驚きだったと指摘されていた。現状20人のメンバー枠の当落線上に位置づけられているなかで、遠藤が再びメンバーに復帰することができるのかどうかは現地でも注目トピックの1つとなっている。

 なお、そのほかにはDFコナー・ブラッドリーとDFコスタス・ツィミカスのサイドバックのうちどちらか1人、あるいは今夏新加入でまだフィットネスが万全ではないFWフェデリコ・キエーザもメンバー外となる候補として予想されていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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