川崎FW山田が倒されるもノーファウル

　川崎フロンターレは9月27日、J1リーグ第32節でアルビレックス新潟と対戦。2点を先取した後半9分、何度もチャンスを演出してきたキャプテンMF脇坂泰斗のフィードに抜け出したFW山田新が倒れたシーンでノーファウルとなったシーンにおいて、川崎サポーターからブーイングが沸き起こっていた。

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　前半14分にPKで先制した川崎。同18分には脇坂が味方との連係で川崎らしい崩しを見せ、ゴールネットを揺らした。ホームで勝利を狙う川崎は後半も同じ11人を送り込んだなか、ビッグチャンスが脇坂の1本のパスから生まれる。

　後半9分、相手陣地の中央でボールを受けた脇坂が前線へフィード。新潟守備陣の一瞬の隙を付いたパスで山田が抜け出すと、うしろの新潟DFトーマス・デンと交錯した際に倒れる。このプレーで会場は沸いたものの、主審の判定はノーファウルでプレー続行だった。

　ボールが外へ出たタイミングで川崎の選手たちが主審に詰め寄るも判定は変わらず。会場に集まった大勢の川崎サポーターの群衆は、判定に不満を爆発させ轟くようなブーイングを送っていた。