川崎ゴミス「100%貢献仕切れてない」…退団決意の胸中明かす 新天地は「探していない」

川崎退団が発表されたバフェティンビ・ゴミス【写真:徳原隆元】
川崎退団が発表されたバフェティンビ・ゴミス【写真:徳原隆元】

今月24日に契約解除が発表

 J1川崎フロンターレを退団した元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミスが9月27日、Uvanceとどろきスタジアムで会見に応じた。シーズン途中で契約解除に至った経緯について「貢献できていない歯痒い思いがあった」と明かしている。

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 フランス代表として12キャップを刻むゴミスは昨年8月に川崎へ加入し、2023シーズンはリーグ戦8試合に出場。今季は第13節の北海道コンサドーレ札幌戦で移籍後初得点を含む、ハットトリックを記録する活躍も見せたが、コンスタントに出番を掴めなかった。

 そのなかで今月24日に契約解除が発表。J1通算17試合3得点の成績で日本でのキャリアを終えた理由について、27日のアルビレックス新潟戦前、会見に応じたゴミスは「貢献できていない歯痒い思いがあった」「100%貢献して切れていないことがあった」と率直な思いを語った。

 日本の生活には「家族を含めて満足していた」と言いつつ、このタイミングで退団を決断した背景として「欧州は9月からスタートする変化の時期でもある」と家族の問題を挙げつつも「若い選手、(神田)奏真や(山田)新、素晴らしい選手が多くいる。そうした選手をサポートする選手も多くいる」と、クラブの未来を考えた決断だったことも語った。

 今後については「現時点で他クラブは探していない。欧州に帰り家族と話しながら次のステップを考えたい」と明かしている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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