日本代表が示した“最上位データ” 今季初先発なのに「95%」…英注目「強力な選手」

ウェストハム戦にスタメン出場した遠藤航【写真:Getty Images】
ウェストハム戦にスタメン出場した遠藤航【写真:Getty Images】

遠藤航は今季初先発で5-1の勝利に貢献

 イングランド1部リバプールは現地時間9月25日、カラバオカップ3回戦でウェストハムと対戦し、5-1と快勝を収めた。今季公式戦初先発を飾った日本代表MF遠藤航は失点に関与したものの、持ち味の守備力でウェストハムの攻撃を寄せ付けなかった。現地メディアは「遠藤航が示したウェストハム戦のデータはアンフィールドでの印象的なパフォーマンスを物語っている」と大々的に取り上げ、チームトップのデータを紹介している。

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 昨季は主力として活躍した遠藤だったが、アンネ・スロット新体制が発足して以降、守備的MFのポジションをMFライアン・フラーフェンベルフに奪われる格好となり、シーズンが開幕してからほとんど出番のない日々が続いていた。そんななか、ウェストハム戦で今季公式戦で初となる先発出場のチャンスが巡ってきた。

 0-0で迎えた前半21分にゴール前での遠藤のクリアが味方に当たってオウンゴールとなる不運はあったものの、その後はウェストハムの攻撃の芽を摘むタックルやカバーリングで安定したパフォーマンスを披露。後半37分までプレーし、チームの勝利に貢献。現地メディア「EMPIRE OF THE KOP」は「遠藤航が示したウェストハム戦のデータはアンフィールドでの印象的なパフォーマンスを物語っている」と大々的に取り上げている。

 記事では、「遠藤は今季、出場時間になかなか恵まれてこなかったが、ウェストハム戦でアピールするチャンスを与えられ、確実に物にした」と綴り、遠藤がウェストハム戦で記録した最多デュエル数(6回)、最多リカバリー数(7回)とチームトップの成績に加え、パス成功率95%(44本中42本)のデータも紹介し、「この中盤選手が重要な役割を果たしていたことを物語っている」と称賛している。

 遠藤は現状サブの立場となっているが、「たとえチーム内での彼の役割がバックアッパーだとしても、昨季に彼が何をもたらしてくれるのか、我々ははっきりとわかっている。つまり、求められれば我々を失望させないということだ」と信頼を強調し、「クアンサーのオウンゴールには見逃せない関与があったが、それでもチーム内にこれほど強力な選手がいるのは幸運だ」と主張していた。

 また、現地メディア「DaveOCKOP」も公式Xで「遠藤航のパフォーマンスは驚異的だった。重要な場面で重要なデュエルに勝利していた。彼は常に100%の力を発揮する。彼の活躍を嬉しく思う」と投稿していた。昨季チームの主力として戦い抜いた遠藤の活躍に、現地も心から喜んでいる様子だった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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