絶対的エース3か月離脱で…日本代表が「チャンスを得る」 26歳に“追い風”、名門で先発奪取も

フェイエノールトの上田綺世【写真:Getty Images】
フェイエノールトの上田綺世【写真:Getty Images】

フェイエ上田綺世、エース長期離脱でチャンス到来か

 オランダ1部フェイエノールトの日本代表FW上田綺世は、9月22日に行われたエールディビジ第6節NACブレダ戦(2-0)で今季初ゴールをマーク。エースFWの負傷アクシデントで得たチャンスできっちり結果を残した26歳には、今後もアピールチャンスが与えられる可能性が浮上している。

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 上田は昨夏、ベルギー1部サークル・ブルッヘから名門フェイエノールト入りも、エースFWサンティアゴ・ヒメネスに次ぐ位置づけとなり、スタメン定着とはならなかった。今季も開幕から途中出場が続いていたなかで、NAC戦ではヒメネスの負傷交代により前半29分から出番を得ると、0-0で迎えたその5分後に待望の初ゴールで期待に応えた。

 2-0勝利に貢献した上田には、さらなるアピールへ追い風が吹いている。エースのヒメネスがNAC戦で太ももを負傷し、3か月の離脱を余儀なくされることが判明。現時点で年内中の復帰は絶望的で奇跡的な回復がない限り、UEFAチャンピオンズリーグの5試合とエールディビジの12試合など、計18試合を欠場するという。

 こうした状況を受け、オランダの大手紙「AD」は「ヒメネスが負傷のため、上田綺世がストライカーとしてチャンスを得るだろう」と指摘。メキシコ代表のエースストライカーが不在の間、その代わりとして上田がFWの一番手に浮上する可能性を伝えている。

 日本代表の9月シリーズでは、W杯最終予選のバーレーン戦(アウェー/5-0)で2ゴールの活躍を見せた上田。所属クラブでも待望の今季初ゴールが飛び出す良い流れにあるだけに、さらなるアピールにつとめたいところだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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