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独6部で初の監督業挑戦 元日本代表FW岡崎慎司が「意外に3バックは難しい」と感じた訳
元日本代表FW岡崎慎司氏はドイツ6部バサラ・マインツで監督業に挑戦
2023-24シーズンで現役を引退した元日本代表FW岡崎慎司氏が9月25日、「Dialogue w/」の無料ライブ配信に出演。ドイツ6部に属する自身が立ち上げたクラブチーム、FCバサラ・マインツでの監督業について「難しい」と率直な感想を語った。
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清水エスパルスでプロキャリアをスタートさせ、ドイツのシュツットガルトとマインツ、イングランドのレスター・シティ、スペインのウエスカ、カルタヘナ、ベルギーのシント=トロイデンでプレー。レスター時代の2015-16シーズンには、クラブ創設132年で初のプレミアリーグタイトルに貢献し、“奇跡の優勝”のメンバーとなった。
岡崎氏は2024年2月に23-24シーズン限りで現役引退をすることを発表。6月にはシント=トロイデンのアンバサダーに就任し、引退会見ではドイツ6部に属する自身が立ち上げたクラブチーム、FCバサラ・マインツで監督業を行うことも明かされた。
「Dialogue w/」の無料ライブ配信に出演した岡崎氏は、約2か月間を過ごしてきた監督業について「難しい」と表現する。
「アマチュアの選手たちはプロではないので、どうやってモチベーションを上げるか。サッカーのことだけやっているとチームの規律がなくなっていく。あとは、相手のレベルが意外に高くて、しっかりした身体の選手が多い。あと、感じたのは意外に3バックは難しいなと。左右のセンターバックがカバーする、出たらすぐ戻る。5バックにしたら堅くなると思ったら、ぽんぽんとやられたりもする。ウイングバックにどんな選手を置くかによっても変わる」
岡崎氏は、「(今は)自分のサッカーが僕はない」と前置きしたうえで、「一番いい方法で勝てたらいい。試行錯誤しているので、こうやって自分のサッカーができていくんだなと。選手の時は監督に合わせていた」と語った。
また、レスター時代の同僚である元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディに関して、「フィジカルとかテクニックとかじゃなくて、何が差があるか。頭の良さ、考える力、判断力……。判断のミスが多いほど考えないといけないのでバランスが崩れていく」と触れ、「下部リーグで自分の足の速さを生かすかとか考えていただろうし、チャンピオンシップとかできっかけがあったはず。優勝するシーズンに1トップになった時に、走るタイミングとか自分の生かし方を身につけた。頭がいいと思いました」と回想していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)