土壇場ピンチ阻止…欧州22歳日本代表が「よく止めた」 絶体絶命の5秒間が「お見事」
パルマGK鈴木彩艶、レッチェ戦終盤のビッグセーブが反響
イタリア1部パルマに所属する日本代表GK鈴木彩艶は、現地時間9月21日のセリエA第5節レッチェ戦にフル出場した。2-2の引き分けに終わったこの試合では終盤、大ピンチが到来したなかで見事なビッグセーブを披露。その後、0-2から劇的ドロー劇を導くきっかけにもなったことから熱視線が送られている。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
前節のウディネーゼ戦を出場停止で欠場した鈴木だが、この第5節ではスタメン復帰。前半32分、後半14分と失点したなかで迎えた後半アディショナルタイム、再び失点のピンチが到来する。レッチェFWニコラ・クルストヴィッチがパルマ陣内でボールを奪うと、GKと1対1の状況に。ここで鈴木が魅せた。
クルストヴィッチがボールを持って前進するまでのおよそ5秒間、ゴール前でしっかりとその様子をうかがっていた鈴木は、1対1でかわされそうになったところで、その反応に合わせて右手でボールを当て突破を阻止。駄目押しの3点目を奪われかけたこの局面で、意地のビッグセーブを披露した。
鈴木の奮闘に答えるように、その後パルマは反撃から1点を返すと、ほぼラストプレーのコーナーキックから劇的な同点ゴールが決まり、2-2で引き分けた。劇的ドロー劇を導くきっかけになった鈴木のこの好守はセリエA公式X(旧ツイッター)でも脚光を浴び、ファンからは「よく止めたな」「こりゃお見事」「これは評価上げた」との声を集めている。
昨年夏に浦和レッズからベルギー1部シント=トロイデンへ移籍し、今季へ向けパルマへ完全移籍した22歳の守護神は、ここまで4試合にスタメン出場中。その実力を称える評価が現地メディア上で伝えられているなか、さらなる奮起に期待が膨らむ。