J→渡欧した26歳日本人“株高騰”…欧州ベスト11に並んだSB、海外絶賛「不可欠な存在」

AZの毎熊晟矢【写真:Getty Images】
AZの毎熊晟矢【写真:Getty Images】

AZへ今夏移籍、DF毎熊晟矢が欧州トップリーグ全体での週間ベストイレブンに選出

 日本代表DF毎熊晟矢は今季オランダ1部AZアルクマールに加入し、右サイドバックとして開幕から6試合連続でスタメン出場を続けている。2-1で勝利した先週の第6節ズヴォレ戦でも質の高いパフォーマンスを披露し、海外メディア「Flashscore」では欧州トップリーグ全体での週間ベストイレブンに選出された。

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 AZには昨季まで日本代表DF菅原由勢が所属していた。その菅原は今夏にイングランド1部サウサンプトンへ移籍。26歳の毎熊はその同胞の後釜となるべく、セレッソ大阪からオランダへと渡った。開幕から6試合連続で右サイドバック(SB)として先発出場を続け、チームはここまで5勝1分と無敗を維持している。

「Fkashscore」は独自の選手評価システムを基に、週末に行われた各国リーグから「チーム・オブ・ザ・ウィーク」を選出。そこにリバプールのFWルイス・ディアス、バイエルン・ミュンヘンのMFミカエル・オリーズらとともに毎熊が名を連ねた。

 毎熊は右SBとして10点満点中の8.4点がつけらた。寸評では「新戦力の毎熊晟矢のおかげで、AZは今季サウサンプトンへ渡った菅原由勢の抜けた穴をほとんど感じていない。このフルバックは2-1で勝利したズヴォレ戦において、5本のキーパス、7回のタックル、そして10回のデュエル勝利を記録。ピッチの両エンドで不可欠な存在だった」と絶賛されていた。

 プロ入り後にFWからSBへのコンバートを成功させ、日本代表まで駆け上がった毎熊。初挑戦のオランダでも1年目から強烈なインパクトを残しているようだ。

 同メディアによる「チーム・オブ・ザ・ウィーク」は以下のとおり。(所属/採点)

GK
フェルナンド・ムスレラ(ガラタサライ/8.9)

DF
毎熊晟矢(AZ/8.4)
ホルヘ・サエンス(レガネス/8.7)
アルディアン・イスマイリ(エンポリ/8.4)
マクシミリアン・ミッテルシュテット(シュツットガルト/9.2)

MF
ミカエル・オリーズ(バイエルン・ミュンヘン/10)
フロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン/8.9)
ヴィンチェンツォ・グリフォ(フライブルク/9.2)
ルイス・ディアス(リバプール/9.3)

FW
ニコラス・ジャクソン(チェルシー/9.5)
ユスファ・ムココ(ニース/9.6)

(FOOTBALL ZONE編集部)



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