豪雨でサッカー場が大変貌…「ゴルフ場か」 欧州で起きた衝撃光景が話題「本当に酷い」

豪雨被害を受けたウィンブルドン本拠地【写真:Getty Images】
豪雨被害を受けたウィンブルドン本拠地【写真:Getty Images】

リーグカップ3回戦が豪雨で延期に

 英4部AFCウィンブルドンは現地時間9月24日、リーグカップ3回戦で同1部ニューカッスルとの対戦が予定されていた。ところが、この一戦は地域を襲った集中豪雨の影響で延期に。本拠地ピッチに残された被害の爪痕が明らかになると、その様子を見たファンから驚きの声が広がっている。

 格上との対戦を前に、不測の事態がクラブを襲った。英紙「ザ・ガーディアン」によると、現地23日夜に首都圏を中心とした集中豪雨が発生。その結果、ウィンブルドンの本拠地「チェリー・レッド・レコード・スタジアム」周辺が冠水したほか、ピッチ上コーナーアーク付近の一部に巨大な陥没穴が複数現れる被害が生じた。

 英紙「ザ・サン」は今回の豪雨被害に関し、AFCウィンブルドンのホーム主催試合が19日間にわたり中止になると説明。また、ピッチと周辺被害を受け、当該試合は現地時間10月1日にニューカッスルのホームに場所を変え行われることが決まっている。

 被害状況に英衛星放送「スカイ・スポーツ」も注目。同局公式インスタグラムで生々しい様子が収められた動画を投稿した。すると、コメント欄には「どうしてこんなことに…」「これはショッキングだ」「本当に酷い」「ゴルフコースみたいだ」「とても痛々しい」といった反応が寄せられている。

 近年、世界的に深刻な被害が続く雨による災害。サッカー界でも無関係でないこの問題は、試合のキックオフ時間変更や中断に限らず、開催そのものに大きな影を落としている。

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