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森保Jの“最激戦区”に名乗り!? 欧州で得点ランク2位の日本人10番、“武器”にOB見解「攻撃の幅が広がる」
藤本寛也は今季リーグ戦6試合で4ゴールを記録
ポルトガル1部ジル・ヴィセンテのMF藤本寛也は、現地時間9月22日に行われたリーグ第6節カーザ・ピア戦で(1-1)今季4ゴール目を奪った。第2節AVSフトゥボルSAD戦ではハットトリックを達成し、得点ランキング2位タイと絶好調。代表待望論も上がるなか、日本代表OB栗原勇蔵氏は「世界中で日本人選手が活躍する時代が来ている」と感嘆している。
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卓越した左足を持つアタッカーの藤本は、東京ヴェルディのユースから2018年に東京Vのトップチームに昇格。キャプテンも経験したなか、20年夏にポルトガル1部ジル・ヴィセンテへ期限付き移籍した。加入初戦度にリーグ戦27試合1得点、2021-22シーズンに32試合3得点の活躍を見せると22年夏に完全移籍が決定。今季で4シーズン目を迎えている。
カーザ・ピア戦では0-0で迎えた前半43分、藤本は敵陣中央で鋭い動き出しを見せると、FWフェリックス・コレイアのパスを受けてペナルティアーク付近へ。さらに左足を振り抜き、スピードに乗ったボールは美しい軌道を描いてゴール左上に突き刺さった。
過去に日本代表に招集された経験はないが、今季ここまで6試合で4ゴール1アシストと急成長を遂げている藤本。元日本代表DF栗原氏は、「世界中で日本人が活躍する時代が来ていますね」と語っている。
「欧州5大リーグには入っていませんが、ポルトガルはかなりレベルが高い。藤本はポルトガルリーグで得点ランク2位。それでも日本代表に入るのが難しいので、パワーバランスがすごく難しくなってきている。特に、サイドは三笘(薫)や伊東(純也)、中村(敬斗)、堂安(律)らタレントが豊富で最激戦ポジション。藤本のように、ミドル(シュート)を持っている選手はいたら攻撃の幅が広がりますよね」
今後、藤本が日本代表のメンバー選考に食い込んでくることがあれば、面白い存在となるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)