冨安健洋が「いなくても対応可能」 移籍金も47→32億円“減額”か…監督の構想変化を現地報道
カラフィオーリ&ティンバーの活躍も放出報道に拍車か
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋の放出の噂が広まった。具体的な移籍金が挙がるなど現地報道にも熱が入るなか、英メディア「Team Talk」は「アルテタはフルバックの冨安がいなくても対応できると考えている」と指揮官の考えの変化を取り上げている。
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2021年にイタリア1部セリエAのボローニャから1860万ユーロ(約29億円)アーセナルに加入した冨安。アーセナルではここまで公式戦83試合に出場し、2ゴール6アシストを記録している。左右のサイドバック(SB)に加え、センターバック(CB)もこなす万能DFは、ミケル・アルテタ監督も重宝する人材だ。
一方で怪我での離脱も多く、今シーズンも開幕前の負傷の影響でピッチに立てていない。「Team Talk」は「インテルが守備的オプションの補強のため、冨安を1月のNo.1ターゲットにしたことが明らかになった。ユベントスも獲得レースに加わっており、当初2500万ユーロ(約47億円)で考えられていた移籍金より安い2000万ユーロ(約32億円)程度のオファーを検討している」と報じた。
そのうえで「冨安健洋の退団説が濃厚に」と、可能性が高まっていることを指摘。「彼のフィットネス記録の低さが、インテルとユベントスに急襲の道を開いた “重要な懸念事項”となっている」と伝えている。
「リッカルド・カラフィオーリとユリエン・ティンバーが印象的なプレーを見せ始めている今、アルテタはフルバックの冨安がいなくても対応できると考えている。冨安がノース・ロンドンを去るかもしれない一方で、アルテタとエドゥはすでに2025年の移籍市場で獲得する可能性のある選手の獲得に動いている」
記事ではビジャレアルのMFジェレミ・ピノの獲得をアーセナルが狙っていると報じており、エスパニョールのGKジョアン・ガルシアも補強候補となっているという。冨安の今後の動き次第で、将来アーセナルの移籍市場も変わってきそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)