“日本人10番”が欧州で得点ランク2位 再び大暴れも…「これでも代表に呼ばれない」

ポルトガルで活躍する藤本寛也【写真:Getty Images】
ポルトガルで活躍する藤本寛也【写真:Getty Images】

ジル・ヴィセンテ藤本寛也、ポルトガルリーグで得点ランキング2位タイに

 ポルトガル1部ジル・ヴィセンテで背番号10を付けるMF藤本寛也が現地22日、リーグ第6節カーザ・ピア戦で今季4ゴール目を奪った。第2節AVSフトゥボルSAD戦ではハットトリックを達成し、得点ランキング2位タイと絶好調。止まらぬ大暴れに「これでも代表に呼ばれないのかな」と待望論が浮上している。

 0-0で迎えた前半43分、敵陣中央で鋭い動き出しを見せると、FWフェリックス・コレイアのパスを受けてペナルティアーク付近へ。さらに左足を振り抜くと、スピードに乗ったボールは美しい軌道を描いてゴール左上に突き刺さった。

 東京ヴェルディの下部組織で育ち、トップチームに昇格すると、2020年8月にポルトガル1部ジル・ヴィセンテへ期限付き移籍。1年目はリーグ戦27試合1ゴール、2年目は32試合3ゴールを記録。昨季は33試合で3ゴール7アシストと活躍していた。そして今季は、6試合で4ゴール1アシスト。急成長を遂げている。

 過去に日本代表に招集された経験はないが、まだ25歳と若く可能性を感じさせる。SNS上でも「そろそろ代表に呼んでもいいのでは」「日本代表入り待ったなし」「代表で見たい」「そろそろステップアップして」と声が並んでいる。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング