涙のヤングなでしこが見せた「世界で最も美しい文化」 W杯開催地への感謝に反響「リスペクト」
U-20女子日本代表はW杯決勝で北朝鮮に0-1敗戦
ヤングなでしこの愛称を持つU-20女子日本代表は、現地時間9月22日にコロンビアの首都ボゴタで行われたU-20女子ワールドカップ(W杯)決勝・北朝鮮戦で0-1と敗れ、準優勝に終わった。試合後には涙する選手たちもいるなか、開催地への感謝の言葉、深々とお辞儀する様子が女子W杯公式インスタグラムでも取り上げられている。
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試合は前半15分、北朝鮮FWチェ・イルソンが右45度付近からカットインして左足シュートを放つと、シュートブロックを試みたDF白垣うのに当たったボールはわずかにコースが変わり、GK大熊茜も反応しきれずに痛い先制点を与えてしまった。
狩野倫久監督は前半の内にMF早間美空からFW笹井一愛への交代を行うなど打開策を講じたが、攻撃の糸口を掴めないまま0-1で敗戦。U-20女子W杯では前回2022年大会に続く準優勝で戦いを終えた。
ボランチを主戦場に中心的な活躍をしてきたDF小山史乃観は試合後、悔し涙を浮かべながら、「自分たちの力不足で点を取れなかったのは、まだまだ足りないと感じた」とコメント。FW笹井一愛やDF米田博美らも人目をはばからず涙した。
そのなかで、女子W杯公式インスタグラムでは、表彰式を含めて日本にフォーカスした映像を投稿。スペイン語で「ありがとう、コロンビア」と感謝の言葉を述べたほか、敗戦の悲しみをこらえながら、現地の人々にお辞儀をする光景も収められており、海外ファンからは「いつでもコロンビアへ」「ありがとう日本」「リスペクト」「世界で最も美しい文化」「日本を愛さない人はいない」といった声が上がっていた。
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