香川にアクシデント 練習中に左肘負傷も「問題ない」

 

「これで怪我をしたら洒落にならない」

 

 日本代表MF香川真司が10日、アジアカップオーストラリア大会の初戦となる12日のパレスチナ戦を控えた練習中に左肘から着地するアクシデントに見舞われた。

「肘をちょっとね。問題ないです。こんなんで怪我したらね、洒落にならないから……。しっかり集中してやっていきます。ちょっと着地の時に打っただけです」

 運命の初戦を2日後に控えた「背番号10」に、ひやりとする場面が訪れた。サッカーバレー中に空中で体勢を崩し、肘から地面に落下。高いコーディネーション能力を誇る香川らしからぬアクシデントに、チームも一瞬騒然となった。

 4-3-3システムのインサイドハーフで先発予定の香川は軽傷を強調したが、練習中に左足を打撲した様子。テーピングなどの治療をしている。

「足の具合? 大丈夫です。普通にがっといっちゃっただけだから。今日ですね。昨日テープを巻いていたのも全然大したことないですけど」

 今季2部降格圏に低迷するドルトムントで出場機会が減っている香川だが、初戦前から細かい怪我が重なるなど、不運続き。本番では存在感を示し、チームの勝利に貢献したいところだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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