VAR介入→主審確認で2度の好機取り消し 会場ブーイングの判定にファン言及「システムの誤用」

G大阪対京都の好機取り消し判定が物議(写真はイメージです)【写真:高橋学】
G大阪対京都の好機取り消し判定が物議(写真はイメージです)【写真:高橋学】

G大阪対京都は2-2ドロー決着

 ガンバ大阪は9月22日に行われたJ1リーグ第31節京都サンガF.C.戦で2-2と引き分けた。試合終盤に2度の勝ち越しチャンスがあったが、いずれもVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入で取り消し。ファンの間でも判定を巡って議論が巻き起こっている。

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 後半42分にDF中谷進之介のゴールで2-2に追い付いたG大阪はその2分後、敵陣右サイドでフリーキック(FK)を獲得。キッカーのFW宇佐美貴史からゴール前へ送られると、混戦から最後は中谷が痛烈な一撃を突き刺した。勝ち越しに成功したかと思われたが、直前にFWウェルトンにハンドの疑いがあったとしてVARが介入し、大橋侑祐主審はオンフィールドレビューを行ったのちにゴールを取り消した。

“幻弾”から8分後の後半アディショナルタイム7分、今度はG大阪DF黒川圭介の左クロスがペナルティーエリア内で京都DF宮本優太に当たり、その跳ね返りがDF福田心之助の手に当たった。大橋主審はすぐさまPK判定を下したが、こちらもオンフィールドレビューののち、取り消しとなった。

 とりわけ、後者は判定変更後に京都ボールで再開されたこともあり、会場では大きなブーイングも起こった。SNS上でも、「なんで流さなかったのか(ガンバの攻撃を止めたのか)、なんで相手ボールで再開なのか」「ガンバの終わりぎわのやつはPKだと思う」「微妙なら少し流しておいて後にVARで良いと思うんだけど」「PK判定でプレー止めといて後から確認ではシステムの誤用」「ガンバボールやったのに主審の誤審であっちボール再開」などと、さまざまな声が上がっている。

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