J1へ返り咲いた24歳レフティーが「天才」 “衝撃アシスト”に反響「なんで通ったのか分からん」
DF橋本健人は今夏新潟へ完全移籍
アルビレックス新潟は9月22日、J1リーグ第31節でヴィッセル神戸と対戦し2-3で敗戦。それでもGKからつないで奪った新潟の2つ目のゴールは“美しいパスワーク弾”と反響を呼んでおり、なかでも得点をお膳立てしたレフティーDF橋本健人の絶妙アシストには驚きの声が相次いでいる。
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新潟は前半15分、神戸DF酒井高徳のクロスがそのままゴールに吸い込まれ失点。それでも同31分にFW長倉幹樹が決めてタイスコアに戻す。その5分後には、GK小島亨介からつないだポゼッションから新潟らしいゴールが生まれる。
小島からボールを受けたセンターバック(CB)の舞行龍ジェームズが、下りてきたMF高木善朗に当ててリターンを受ける。鋭い縦パスでFW小野裕二に差し込むと、落としにMF宮本英治が反応し、左前線へ大きく展開。DF橋本が一発のトラップで前を向くと、早いタイミングでグラウンダーのパスを相手ペナルティーエリア内中央へ。神戸の4枚のDFは揃っていたが、CBコンビの山川哲史とマテウス・トゥーレルのわずかなギャップを突くスルーパスで小野へとボールを送り、新潟が追加点を奪った。
7本のパスで神戸を貶めた一撃。美しいパスワークも大きな話題を呼んだが、それ以上に橋本のラストパスに脚光が集まっている。SNS上でも「天才」「アシストえぐっ!」「キラーパス過ぎ」「何回見てもなんで通ったのかワカラン」「橋本のパスがやばすぎる」「針の穴通すみたいなパス」と絶賛の声が数多く寄せられた。
24歳の橋本は、横浜FCユースから慶應義塾大学へ進学。2020年に2年後のJ2レノファ山口加入内定が決まり、そのまま特別指定選手として同年にデビュー。23年からはJ1を戦っていた横浜FCへレンタルされ、24年にはJ2徳島ヴォルティスへ完全移籍。そこでの功績が認められ、今夏から新潟へとやってきて見事なプレーを披露している。