今季出場はわずか「2分」 リバプール遠藤…ベンチ外で放出の可能性再燃「いい兆候ではない」
ボーンマス戦では今季初のベンチ外
イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航は、現地時間9月21日に行われたプレミアリーグ第5節ボーンマス戦(3-0)で今季初のベンチ外となった。激しいポジション争いを強いられるなか、現地メディアは「いい兆候ではない」と苦境を指摘している。
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アルネ・スロット監督を迎えた今季、所属2年目の遠藤は中盤のレギュラーから外れ、リーグ戦出場は第2節ブレントフォード戦(2-0)で後半アディショナルタイムに与えられた1分のみ。ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライ、オランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフ、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターの後塵を拝している。
そのなかで、9月21日のボーンマス戦で遠藤はベンチ外。厳しい立場であることを改めて感じさせる起用となった。
リバプール専門メディア「Liverpool.com」は、「リバプールはひそかに移籍のヒントを出した。アルネ・スロット監督の成功は5人の選手に懸かっている」と見出しを打ち、31歳の遠藤と21歳MFタイラー・モートンについて触れている。
「夏には遠藤とモートンへの関心もあったが、両者とも移籍には至らなかった。代わりに、2人は出場機会を巡って苦戦を強いられている。これまでスロット監督の下で2人がトップチームでプレーしたのはわずか2分だけだ。遠藤とモートンがベンチ入りメンバーに挙がらなかったことは、怪我の問題でもない限り、どちらにとってもいい兆候ではない」
リバプールは9月25日にリーグカップ3回戦ウェストハム戦、28日にプレミアリーグ第6節ウォルバーハンプトン戦と連戦が続く。それだけに、記事では「ウェストハムが週半ばにアンフィールドにやってくる。スロット監督がカラバオカップにどれほど真剣に取り組むかはまだ分からないが、遠藤とモートンはローテーションに入れば出場する可能性があり、(カーティス・)ジョーンズは確実に先発するはずだ」と言及。一方で、「スロット監督はMFを4人だけ起用することを好んでおり、(ハーベイ・)エリオットが負傷から復帰すれば当然5人になるだろう」と展望していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)