28歳FWが新天地で5戦4発「感動」 “ザ・ストライカー”の一撃に脚光「J1でも通用する」

終盤戦で好調を見せているディサロ燦シルヴァーノ(写真は清水時代)【写真:Getty Images】
終盤戦で好調を見せているディサロ燦シルヴァーノ(写真は清水時代)【写真:Getty Images】

ディサロ燦シルヴァーノは山形移籍後、リーグ戦8試合で4ゴールをマーク

 モンテディオ山形は、9月21日に敵地で行われたJ2リーグ第32節で愛媛FCに3-1で勝利し、J1昇格プレーオフ圏内の6位に勝ち点1差に迫った。今年6月に加入したFWディサロ燦シルヴァーノは決勝点を挙げ、直近5試合で4ゴール。その活躍に称賛が寄せられている。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

 法政大から2019年にギラヴァンツ北九州(当時J3)に入団したディサロは、翌20年にJ2で18ゴールをマーク。21年に清水エスパルス(当時J1)に移籍したが結果を残せず、22年のシーズン途中には山形へ期限付き移籍し、17試合で8ゴールを記録した。その後、清水に復帰し、23年から湘南ベルマーレでプレーしていたなか、今年6月に山形への完全移籍が決まった。

 7月14日の第24節いわきFC戦で新天地初出場を果たすと、29節横浜FC戦を除いてスタメン出場。同じく新加入のMF土居聖真とともに攻撃を牽引している。

 愛媛戦でも1-1で迎えた後半16分、山形は自陣低い位置でフリーキック(FK)を得るとDF西村慧祐が素早くリスタート。ワンタッチパスを駆使して中央を突破すると、最後はMF髙江麗央からの正確なスルーパスに裏に抜け出したディサロ手がワンタッチでアウトサイドシュートを流し込み、2-1と勝ち越しに成功した。

 後半38分にも追加点を奪った山形は、3-1で勝利。直近8試合で6勝1分1敗と好調で、J1昇格プレーオフ圏内の6位まで1ポイント差の7位に浮上した。そのなかでディサロも加入後8試合で4ゴール、直近5戦4発と力強いパフォーマンスを見せている。

 ディサロは決勝点についてクラブ公式サイトで「聖真くんが上手くスペースを作りながらワンタッチの質の高さでゴール前に迫れて、麗央がやさしいスルーパスをくれて、キーパーが出てきているのが見えたので、止めて蹴るというよりは、ワンタッチでアウトサイドで流し込めれば、相手の頭にアウトサイドシュートはたぶんないなと思ったので、結果的に上手く流し込めたのは良かったです」と語った。

 SNS上でも、28歳のストライカーに対して、「何回見ても完璧すぎる」「上手い」「感動すぎる」「十分J1でも通用する」「今季ベストゴール」「THEストライカーっつー感じ」と称賛の言葉が相次いでいた。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング