悲痛の2か月離脱…名将ペップが同情「とても気の毒」 アーセナル主将不在も要警戒の訳
グアルディオラ監督が対戦するアーセナル戦を前にウーデゴールについて言及
イングランド1部マンチェスター・シティは、9月22日のプレミアリーグ第5節でアーセナルと対戦する。シティを率いるスペイン人のジョゼップ・グアルディオラ監督は、アーセナルのキャプテンであるノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールの負傷欠場を残念がるとともに、近年リーグ優勝を争っているライバルの強さについて言及した。英紙「メトロ」が報じている。
ともにここまでの4試合を無敗で首位に立つシティ(4勝)とアーセナル(3勝1分け)が、早くも第5節で激突する。昨季もリーグ優勝を争った2クラブによる大一番だが、アーセナルはキャプテンのウーデゴールがノルウェー代表の試合で負傷して長期離脱することになった。そのため、チームの核を欠いての一戦となる。
相手の戦力ダウンは本来、歓迎すべきことかもしれないが、グアルディオラ監督はそうは考えていないという。「とても気の毒だと思う。彼に同情するよ。私は常に最高の状態の最もタフな対戦相手と戦いたいからね。ウーデゴールはアーセナルのキャプテンであり、誰もが彼が重要であり、突出した選手であることを知っている」と、その欠場を残念がった。
それでも、ウーデゴールが不在となるアーセナルが油断できないと指摘した。「もちろん、彼は重要な選手だ。だが、毎年、毎年、アーセナルはより良くなっている。なぜかというと、選手層を厚くすることに投資しているからだ。長い長いシーズンを戦うためには多くの選手が必要だ、負傷、出場停止、調子を落とすなどなどの問題があるからね。どんな時も選手層の厚みは助けとなる」と、ライバルを分析している。
ウーデゴールが負傷した後も、リーグ戦でライバルのトッテナムに1-0で勝利し、UEFAチャンピオンズリーグではイタリア1部アタランタと0-0で引き分けているアーセナル。引き続きチームの支柱が不在となるシティ戦では、どのような戦いぶりをみせるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)