日本代表DF、最低47億円も…放出には「天文学的な入札額が必要」 狙うイタリア3クラブ
ナポリ、ユベントス、インテルが冨安健洋に興味か
負傷離脱中のイングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋には、放出の噂が現地報道されている。3つのイタリアのクラブの名前が挙がるなか、「天文学的な入札額が必要になるだろう」といった見解を、英メディア「Sports Mole」が報じた。
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2021年夏にイタリア1部ボローニャからアーセナルへ加入した冨安。これまでアーセナルで公式戦83試合に出場して2得点6アシストを記録している。だが度重なる負傷で欠場した試合も多く、夏の移籍市場でも放出の噂が広がっていた。
現在冨安はアーセナルと2026年6月まで契約しており、1年間の延長オプションが付いている。記事では「ミケル・アルテタ監督に多才な守備の選択肢を提供した」と評価されているものの、「2024-25シーズンではまだ1分もサッカーをプレーしていない」と開幕前の怪我の影響で復帰できていない現状を指摘した。
そのうえで英紙「ザ・サン」が「冨安が1月の移籍期間にクラブを離れることにアーセナルの抵抗はない」と報じた内容を伝えつつ、イタリア1部のナポリ、ユベントス、インテルの3クラブが冨安獲得へ興味を示している点にも触れている。
移籍金は最低でも2500万ポンド(約47億円)に設定されているというが、「Sports Mole」側は「トルコ人ジャーナリストのエクレム・コヌール氏の情報によれば、アルテタ監督は1月に冨安を失いたくないとしており、アーセナルが売却を検討するには『天文学的な』入札額が必要になるだろうと予想している」といった情報を伝えた。
「冨安は過去3年間、アーセナルで83試合に出場し48試合を欠場している」と事実を挙げ、「(今後)契約延長が行われなければ、冨安はアーセナルとの契約の最後の12か月を迎える来年の夏に状況を再検討する必要があり、2025年に売却が行われる可能性は現実的だ」と「Sports Mole」は見解を示している。バックラインのどこでもプレーできる冨安だが、復帰後のパフォーマンスも大事になってきそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)