浦和の関根は「リトル・リベリー」で「岬くん」! 伊メディアが次世代の注目株に推薦

リオ五輪代表の“最終兵器”も無念の落選

「日本の新星、浦和レッズの関根貴大。中盤アウトサイドで爆発的なスピードとテクニックを誇る。確かに背は小さく、フィジカルは素晴らしく強いわけではない。しかし、優れたプレービジョンを持ち、ゴールへの道筋を作り出すプレーヤーだ。我々のヨーロッパでは、少しフランク・リベリーを思い出させる。そして、彼らの生み出した“キャプテン翼”なら、トム・ベッカーだ」

 関根は昨夏のリオデジャネイロ五輪には惜しくもメンバー入りを逃した。しかし、手倉森ジャパンの最終兵器として、最後の最後まで招集への動向が注目された存在でもあった。リオを逃した後には、「次はA代表しかない。海外移籍へのイメージも具体的になってきている」とも話していた。

 先日はFWラファエル・シルバ、FW興梠慎三、FW武藤雄樹、FW李忠成の4人がイタリアメディアに「ファンタスティック4」と命名されていた。しかし、その得点力を引き出している関根もまた「リトル・リベリー」として注目を集めている。浦和の右サイドを切り裂く高速ドリブラーが、ヨーロッパの舞台に羽ばたいていく日も近いのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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