欧州名門が伝説的OBを電撃解任「使い捨ては悲しい」 4戦で決断にファン悲嘆の声「早すぎ」
ローマはデ・ロッシ監督の解任を発表
イタリア1部の名門ASローマは9月18日、ダニエレ・デ・ロッシ監督の解任を公式発表した。反響は大きく、ファンからは悲嘆の声があがっている。
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デ・ロッシ氏はジョゼ・モウリーニョ監督の後任として今年1月に監督就任。昨シーズンは公式戦26試合で14勝6分6敗の成績を残していたが、今季はここまで開幕4試合でリーグ3分1敗と未勝利だった。
1983年生まれのデ・ロッシ氏は、2001-02シーズンにローマの下部組織からトップデビューすると、18-19シーズンまでローマ一筋でプレー。現役最後の1シーズンのみ、アルゼンチンの名門ボカ・ジュニアーズでプレーして引退。その後は指導者としてイタリア代表のコーチングスタッフに入り、22年10月からはSPALを率いたものの半年弱で解任されていた。現役時代にはフランチェスコ・トッティ氏と並ぶローマの「バンディエラ」として支持を集め、イタリア代表では2006年のワールドカップ(W杯)優勝メンバーにも名を連ねた。
伝説的OBの解任劇をクラブは「シーズンがまだ始まったばかりの時期に、チームが希望する道を速やかに再開できるようにするために下された」と理由を明かした。ファンからは「早すぎる」「レジェンド使い捨ては悲しい」「失うものがあまりにも多すぎるのでは」「どうするつもりなんだ?」と悲嘆の声があがっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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