浦和スコルジャ監督、初陣で約2か月半ぶり白星もたらす G大阪に1-0勝利…原口が3758日ぶりJ復帰

マチェイ・スコルジャ新監督の復帰初戦で勝利【写真:徳原隆元】
マチェイ・スコルジャ新監督の復帰初戦で勝利【写真:徳原隆元】

関根貴大が決勝弾

 浦和レッズは9月14日のJ1リーグ第30節でガンバ大阪とアウェーで対戦し1-0の勝利。マチェイ・スコルジャ新監督の復帰初戦で、約2か月半ぶり、リーグ7試合ぶりの勝利を飾った。

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 浦和は昨季にスコルジャ監督が就任して、決勝のみ年をまたいでの開催だったAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022を優勝。リーグ戦では4位、ルヴァン杯で準優勝の成績を残した。年末にはクラブ・ワールドカップ(W杯)に出場し、4位という成績だった。しかし、スコルジャ監督は家族の事情で1シーズンで退任となっていた。そして今季はペア・マティアス・ヘグモ監督が率いてシーズンがスタートしていたが、8月末に解任を決断。スコルジャ氏が新監督として復帰し、7日のトレーニングから指揮を執っていた。

 浦和は6月30日の第21節ジュビロ磐田戦に勝利してから、2試合の中止を挟んだとはいえ、90分を終えたゲームでは6試合連続で勝利がなかった。それでも、このゲームは昨季にJ1最少失点の守備を構築したスコルジャ監督による立て直しも感じられる試合展開で、G大阪に大きなゴールチャンスを作らせずに試合を進めた。

 そして後半5分にはMF大久保智明のドリブルから右サイドのMF渡邊凌磨に展開すると、そこからのクロスをMF関根貴大が頭で叩いて先制点。その後はG大阪に押し込まれるも守備ブロックは崩れず1-0で守り切った。

 また、後半31分からは10シーズンぶりの浦和復帰となった元日本代表MF原口元気が、3758日ぶりに浦和での公式戦に出場。ボランチの位置に入って試合の締めくくりに力を発揮した。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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