「北朝鮮最初のグローバルスターになる」 同国初のセリエA参戦となる18歳FW、その実像は?

韓国メディアもカリアリに加入した北朝鮮人FWハン・グァンソンに注目

 イタリア・セリエAのカリアリが、11日に北朝鮮選手の獲得を発表した。名前はハン・グァンソン。1998年生まれの18歳で身長178センチ、体重70キロ、2014年のAFC U-16アジア選手権の優勝メンバーで、翌15年のFIFA U-17ワールドカップ(W杯)にも出場している。

 カリアリは「ハンはアジア人選手としては初めて、我がクラブでプレーすることになった。両足を使いこなせるし、ドリブルの能力も高く、集中力が素晴らしい。将来が楽しみな選手」と、その能力を評価している。

 韓国スポーツ紙「スポーツ京郷」によれば、「昨年1月末からカリアリにハンを呼び寄せ、入団テストを行い、実力が認められた」という。

 同紙によると、ハンは数年前からスペイン・バルセロナにあるサッカーアカデミーに留学。その後、15年のU-17W杯で頭角を現し、イギリス紙「ガーディアン」による「1998年に生まれた世界のサッカー選手50傑」に選ばれたという。

 また、昨年5月に北朝鮮代表監督に就任した元ノルウェー代表のヨルン・アンデルセンが、「ハン・グァンソンは、北朝鮮が輩出した最初のグローバルスターになる」と話すほど、その将来性は高い。

 

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