5戦4発日本人逸材を「代表呼べ」 191cm大型FWが覚醒、3人制す一撃が「化け物」
京都FW原大智が横浜FM戦で圧巻の決勝ゴール
京都サンガF.C.は9月13日に行われたJ1リーグ第30節横浜F・マリノス戦で2-1と競り勝ち、今季初の3連勝を達成。試合を決めたのは、後半8分に生まれた25歳FW原大智の一撃だった。直近5戦4発としたゴールは反響を呼び、「デカいのに速くてうまい」「代表呼べ」と熱視線が注がれている。
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京都はリーグ前半戦でわずか3勝と苦戦も、後半戦に入り復調。2連勝で迎えたアウェーの横浜FM戦でも勢いを見せつけた。前半23分に今夏新加入のFWラファエル・エリアスが7戦7発とする先制ゴールを奪取。その後、オウンゴールで同点に追い付かれたが、191センチの長身ストライカーが躍動する。
後半8分、前線へのスルーパスに反応すると、ペナルティーエリア手前まで前進。大きな切り返しでDF永戸勝也をかわし、さらにボールに寄せてきたDFエドゥアルドも巧みに翻弄する。シュート体制に持ち込んで、最後は右足シュートでGKポープ・ウィリアムが守る相手ゴールを制した。
大柄ながら、足もとのテクニックが存分に光った25歳の一撃はSNS上で大注目を浴び、「3人いて決め切る、、、化け物だな」「今の代表には居ないタイプ」「ファン・バステンみたい」「デカいのに速くてうまい」「高身長なのに動きがしなやか、本当に巧い」などと喝采が続々。直近5戦4発と波に乗る25歳を「代表呼べ」という待望論まで上がっている。
原は2018年にJ1のFC東京下部組織からトップ昇格後、NKイストラ1961(クロアチア)、デポルティーポ・アラベス(スペイン)、シント=トロイデン(ベルギー)の欧州3クラブで経験を積み、昨夏にJ復帰。今節の得点でシント=トロイデン時代の自己最多8点に並び、2桁得点も視野に入る。京都で躍動する点取り屋の今後から目が離せない。