予選低調スタートの韓国、“スター頼み”とファン不満も監督反論「それには同意しがたい」

ソン・フンミンら複数スター選手への依存が指摘されている韓国代表【写真:ロイター】
ソン・フンミンら複数スター選手への依存が指摘されている韓国代表【写真:ロイター】

韓国はアジア最終予選で1勝1分スタート

 韓国代表(FIFAランキング23位)は9月10日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第2戦でオマーン代表(同76位)と対戦し、3-1の勝利を収めた。ファンの間でエースのソン・フンミンに依存しているのではと声が上がっているなか、ホン・ミョンボ監督はそれを否定したと母国メディアが報じている。

 ホン・ミョンボ監督が再就任し新体制を発足した韓国は、初陣となるパレスチナ戦でFWソン・フンミンやMFイ・ガンイン、DFキム・ミンジェといった主力をスタメンに起用も0-0のスコアレスドローに終わった。

 さらにオマーン戦でも主力をスタメン起用。結果的に3-1と勝利したが内容は乏しく、後半37分にソン・フンミンがゴールを奪うまでは決め手を欠き、1-1であった。

 韓国メディア「OSEN」は「ソン・フンミン+イ・ガンイン頼みVSホン・ミョンボ監督の反論」と見出しを打ち、「ファンは、ワンランク下のオマーンチームを圧倒できなかった試合の出来を指摘」と、ソン・フンミンなど海外でプレーする選手に依存しており、格下のオマーン相手に快勝できなかったことに不満が募っていると言及した。

 それでも「ソン・フンミンやイ・ガンインのようなスター選手に頼っていたかと問われると、ホン・ミョンボ監督は『試合中の重要な場面で戦術変更を行い、うまくいった。それには同意しがたい』と答えた」と、反論したと報じている。

 韓国はヨルダン、イラク、クウェート、パレスチナ、オマーンと中東勢と同居。9月シリーズでは1勝1分とまずまずの滑り出しだったものの、ファンは内容に納得していない様子だった。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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