東口が負傷離脱、西川はACLで痛恨のミス

「（チームに加入してから）2カ月間、しっかりやってきたことを出せている。後ろから見える部分というのは伝えています。今の時間帯は（前から）行くべきなのか、それともしっかりと迎え撃つべきなのかという点を逐一伝えています」

　日本代表のGK事情は苦しい状況となっている。GK東口順昭（G大阪）は顔面骨折で代表招集を見送られ、正GKに最も近い存在の西川周作（浦和）もAFCチャンピオンズリーグ上海上港戦で痛恨のキックミスから失点を喫してしまった。そして川島永嗣（メス）も、所属クラブで満足な出場機会を得られていない。

　それぞれが不安要素を抱えるなか、林は鳥栖から今季FC東京に加入し、安定感を発揮している。バヒド・ハリルホジッチ監督も「東京に加入してから良いゲームをしていて、良くなってきている」とハイパフォーマンスぶりを認めている。勝ち点獲得のためには失点は避けたいUAE戦、最後方に構えるのは林という選択肢もありかもしれない。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文・写真　text & photo by Football ZONE web