日本代表、10月サウジ&豪戦もチャーター機手配へ JFA徹底サポート…久保「ありがたかった」

JFAのチャーター機手配は10月シリーズでも継続へ【写真:ロイター】
JFAのチャーター機手配は10月シリーズでも継続へ【写真:ロイター】

9月の最終予選2連戦でチャーター機移動

“宮本バックアップ”が準備万端整った。森保一監督率いる日本代表は9月10日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第2節でバーレーンと対戦し、5-0で勝利した。初戦の中国戦(7-0)に続き連勝スタート。2戦合計スコアは12-0と圧倒して9月シリーズを終えた。だが、10月シリーズは敵地サウジアラビア、ホーム・オーストラリアと強豪2連戦。今シリーズ、チャーター機で完全バックアップしたJFAは、来月でも協力体制を敷く。

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 日本は9月5日に行われたアジア最終予選初戦の中国戦で、MF南野拓実が2ゴールを挙げるなど7-0と快勝を収め、勢いに乗ってアウェーの地バーレーンへ。中国戦からはスタメン1人を代えてMF鎌田大地を起用し、3バックを引き続き採用して臨んだ。ボールを握るも攻めあぐねたなか、前半37分にFW上田綺世のPKで先制。そして後半の立ち上がりに上田が2点目を決めると、MF守田英正も2ゴールを奪取する。さらに、途中出場のFW小川航基も後半36分にダメ押しゴールを決めて5-0とした。

 今回、最終予選はできるだけ万全のコンディションへ近づけた。宮本恒靖会長は欧州からの帰国便でベルギー・リエージュから、またホーム→敵地への移動でチャーター機を用意。そのため、日曜日に試合があった欧州組も深夜のうちに到着でき、練習時間を2日間確保できた。通常なら前日しか全員で合わせられなかったところだったが、1時間半汗を流せたことは3バックで臨んだチームにとって大きかった。

 MF久保建英も「僕個人としてはやっぱり試合が終わって次の日の3時ぐらいに家を出てっていうのはすごく厳しいスケジュールだったので、今回のチャーター機はすごくありがたかったなと思います」と話していた。

 10月も敵地のサウジアラビア→ホームのオーストラリアの2連戦。JFAは今月に続いて来月もチャーター機を手配する。予算をかけながらも選手の負担をできるだけ軽減し、4連勝へつなげたいところ。弾みをつけるために、コンディション調整も全面的にバックアップしていく。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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