大久保に訪れた悪戯な運命 古巣の川崎戦で決めた初ゴールに「マジで謝らないといけない」

FC東京が3-0で川崎を撃破し「多摩川クラシコ」を制す

「点を取って、マジで謝らないといけないと思った」

 FC東京のFW大久保嘉人は、古巣に対して決めたゴールについて尋ねられると、開口一番に謝罪の弁を述べた。

 FC東京は18日、J1第4節で川崎フロンターレと対戦し、ホームで3-0と快勝した。白熱の「多摩川クラシコ」で大久保は、後半アディショナルタイムに移籍後初ゴールを決めた。

 「いつかは入るだろうと思っていたけど、焦りはあった」と心情を吐露しつつも、ゴールの場面では「急いで打てば、ソンリョンは止める。だから、寝るまで待った」とさすがの落ち着きを見せた。

 前節のガンバ大阪戦では重要な局面でPKを外し、試合終了後は終始俯いていたが、この日は一転、ミックスゾーンでも笑顔が光っていた。ゴール後にGK林彰洋を含めて選手一同が駆け寄ってきたことについては「チームが一つになってくれて、嬉しかった」と振り返った。

 一方で、昨季まで所属していた川崎相手のゴールについて聞かれると、少し声色を変えた。

 

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