日本代表チームバス到着で現地サポーターがブーイング 息苦しい暑さ「日本はこの環境に慣れてない」
現地スタジアムではバーレーンサポーターの独特な声援が鳴り響く
森保一監督が率いる日本代表は、現地時間9月10日に2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第2戦でバーレーンと対戦する。敵地バーレーン・ナショナル・スタジアム(リファー)の会場外には、試合開始1時間以上も前にかかわらず、母国の赤いユニフォームを着たサポーターたちがあふれれかえっていた。
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車が主な交通手段となっている島国で、スタジアムに向かう交通量は次第に増えていく。感じたことのない暑さだ。スタジアム前は風も少なく、人の熱気も相まって、動くだけでじっとりと汗をかくような気候。数時間後に選手たちが90分間走るとは信じられない。現地に着くと、真っ赤なユニフォームを着た母国サポーターが異様な空気を醸し出していた。ハンバーガーを売る小さな売店がにぎわっていたり、小さな子供たちも試合を心待ちにしている様子だ。
日本のユニフォームを着た人影もちらほら見られるなか、日本人の顔を見ると「ウェルカム!」と笑顔で挨拶してくれる。だが1時間半前になるとスタジアム内の観客席もすでに埋まり始めており、独特な太鼓の響きが鳴り響いている。
1時間半前には日本代表の選手たちを乗せたチームバスが到着。その際にはスタンドから顔を覗かせたバーレーンサポーターたちが、ブーイングを行っていた。バーレーンスポーツ省のアブドラ・アラウィ氏は「日本はこの環境に慣れてないから、バーレーンチームのほうが有利だ」と自信をもって答える。アウェー決戦のキックオフ時間が近づくにつれて、熱気はさらに増していきそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・金子拳也 / Kenya Kaneko)
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