鹿島FW鈴木が挑発行為のターゲットに? 清水DFの“中指ジェスチャー”が物議醸す
前半15分、清水DF角田が中指を突き立てる姿が映し出される
J1第4節の清水エスパルス対鹿島アントラーズ戦で、前半途中に清水のDF角田誠が中指を突き立てるジェスチャーをし、それが試合の中継画面に映し出されたことで話題となっている。
問題の場面は前半15分に起きた。鹿島のFWペドロ・ジュニオールと角田が球際で激しく競り合い、ボールがゴールラインを割った後、両軍の選手がそれぞれ自分のポジションへと戻るなか、鹿島のFW鈴木優磨が手振りを交えて何かをアピール。するとその直後、それを見ていた角田が右手を鈴木の方に向けて伸ばし、中指を立てるジェスチャーを見せた。
一般的に、中指を立てるジェスチャーは相手を挑発する行為として知られており、これが鈴木に向けられたものか、そしてそこに侮辱の意味合いが含まれていたかは定かでないものの、この場面が中継画面に映し出されたことで、サッカーファンの間で物議を醸している。
もっとも、そのジェスチャーは特に問題視されないまま試合が進行。後半26分まで清水が2-0とリードしていたが、そこから11分間で鹿島が猛攻。同29分にDF植田直通が1点を返すと、中指ジェスチャーのターゲットとなった可能性がある鈴木が同34分に同点弾を叩き込み、さらに同40分にFW金崎夢生が勝ち越しゴールを決め、鹿島が鮮やかな逆転劇を演じている。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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