FC東京が後半3ゴールで川崎を破り“多摩川クラシコ”制す 大久保、ウタカが移籍後初ゴール!

一進一退の攻防から終盤にFC東京の攻撃陣が爆発

 J1第4節のFC東京対川崎フロンターレの「多摩川クラシコ」が18日、味の素スタジアムで開催され、FC東京が3-0で勝利。FW大久保嘉人、FWピーター・ウタカという新戦力がリーグ戦で移籍後初ゴールを決めた。一方の川崎は、今季公式戦初黒星となった。

 試合は開始早々、川崎にビッグチャンスが訪れる。前半2分、川崎MF中村憲剛の左CKをDF奈良竜樹がヘディングで合わせるが、日本代表選出のFC東京GK林彰洋がビッグセーブを見せる。さらにそのこぼれ球を川崎DF田坂祐介がプッシュするも、またしても林が鋭い反応で弾き出した。

 対するFC東京は同8分、日本代表に招集されたMF高萩洋次郎がボックス中央から右足のシュート。それに応戦するように川崎は同13分にFW小林悠がボックス右から左足のシュートでゴールに迫るなど、目の離せない一進一退の攻防が展開されていく。

 注目の大久保は同26分、右サイドのクロスをバイシクルシュートで合わせるが、枠を捉えきれず。さらに同27分、左サイドのクロスをスライディングで押し込みネットを揺らすも、これは惜しくもオフサイドと判定された。

 同31分には川崎DF登里享平がセンターサークルから圧巻のドリブルで相手DF陣を振り払いシュートを放つも、林がスーパーセーブを披露し、前半はスコアレスのまま折り返した。

 

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